ソーシャルサポート ここからwithとは?
ネット社会がまるで人類の最初からそこにあったかのように、様々な情報が日々の暮らしの中に飛び交っています。朝起きて顔を洗い、いつも通り職場や学校に出かける。友人、知人と食事をする。そんな当たり前の日常の中に、突然「犯罪」が飛び込んでくることがあります。
家族の誰かが「加害者」になる。
驚き、戸惑い、不安、悲しみ、怒り・・。様々な思いが体の中を駆け巡ることでしょう。
誰にも知られていないはずの出来事でも、人の目が気になって外出ができない時があるかもしれません。
私たちはそんなご家族の不安や戸惑いを受け止め、一日も早く、少しでも穏やかな生活が取り戻せるよう、
丁寧にサポートをしたいと考えています。
また、「犯罪加害者」として逮捕に至らなくとも、非行、あるいは「加害者であるという疑いをかけられた」
ことによって、生活に困難が生じている場合にもご相談ください。
秘密は厳守します。どうぞ安心してご相談下さい。
ソーシャルサポート ここからwith 和久井みちる
私たち相談員はこんなメンバーです
私たちは、それぞれが第一線での支援経験を持っています。
死にたいほどつらい気持ちで今日を生きている方、虐待やDVの被害者・加害者、居場所がなくネットカフェ等で生活せざるを得ない方、多額の借金を背負ってしまった方、住まいを探すのに困難な事情のある方、出所後の暮らしが困難な方、お子さんの非行で悩んでいる方、家族に頼れる人がいない方・・など、加害・被害にかかわらず、また、年齢・セクシャリテイ・国籍を問わず、私たちは様々な方々の困難に寄り添ってきました。
社会には、いろいろな相談窓口や支援団体は少しずつ増えていますが、まだまだ犯罪加害者やそのご家族に対するサポートは不十分です。ネット社会の勢いも手伝って、SNSや報道の一面的な情報を信じ込み、批判、罵倒、差別や排除が繰り広げられ、その人自身が罪を犯していなくても、家族・親族であることや、何らかの関わりがあったことで、容赦なく攻撃の対象になってしまいます。まるで、他者の視線に怯えながら暮らしていくことが当然と言わんばかり。それが人々の望む社会のありようなのでしょうか。私たちはそのような社会をとても残念に思っています。
人間は誰であろうと、一人一人に人権が保障されています。誰もが不安や差別から解き放たれ、当たり前に生きていける、そんな社会であったほしい。それが私たちの願いです。
孤立して困難な中にありながら、一番「助けて」が言えない、また、言いにくい状況に置かれてしまった方々の声を受け止めようと、私たちはまず任意団体として活動を始めました。日々の活動を積み重ねる中で、私たちに一番適した形の法人格が見えてきたら、追ってそれを取得することでしょう。
持っている資格が相談や支援に関わる者の人間性のすべてではありませんが、相談しても大丈夫かと迷っている方の判断材料の一つとして、ここにご紹介します。
特に資格がないスタッフでも、相談支援経験は十分に豊富です。
<2022年8月現在・重複あり>
〇弁護士(5)
〇社会福祉士(3)
〇精神保健福祉士(2)
〇公認心理師(2)
〇臨床心理士(2)
〇介護福祉士(1)
〇介護支援専門員(1)
〇教員(2)
〇その他(3)
資格の有無にかかわらず、平均年齢40代のスタッフたちが力を合わせてあなたを
サポートします。
どうぞ安心してご相談ください。